どうも。Kosukeです。

時が流れるのは早いもので、もう1月も下旬に差し掛かってるんですよね。

みなさんは2017年の抱負、もう考えましたか？

今回は前回の【第一話】今までディスっていたアイドルに救われた男の話の

続編でございます。

まだ読んでいない方は、下記リンクよりご覧いただけるとうれしいです。

ではでは、さっそく始めていきたいと思います。

前回の内容を簡単にざっくりいうと、

・いじめなどが原因で中学生時代のKosukeの心が廃れた。

・人を信用しなくなった。

・他人に対する思いやりなどを持たなくなった。

という感じでした。

高校のラグビー部での変化

しかし、高校に入ってから変化がありました。

Kosukeは何を思ったのか、高校では野球を続けず、

ラグビー部に入りました。

Kosukeは入部早々にラグビー部の監督のある一言に衝撃を受けます。

「学校にいる時間が家にいる時間と同じくらいなんだから、

俺がお前らの父ちゃん母ちゃんの代わりをするのは当たり前やろ。」

普通にこの発言を聞いたら、「ただの熱血教師じゃないか」と思われるかもしれません。

また中には「暑苦しい。うざい。」と思ってしまう方もいるかもしれません。

でも当時のKosukeには、この言葉が強く強く突き刺さりました。

その監督の強く、温かい目を見て、

この人の言っていることを信じてみたいと思いました。

中学生の時に人を信用することをやめた私は、

人にここまで情けをかける人がいることに衝撃を受けました。

そして、監督の愛情を受けることにKosukeは強い幸せを感じていました。

ラグビーを始めてしばらくすると、

僕の心の中でこんな気持ちが芽生えました。

「ラグビーってなんでこんなにしんどいんだ・・・」

はい。ラグビーって本当にしんどいんです。

走って、ぶつかって、倒れて、起き上がる。

この動作がずっと続きます。

ちなみに僕は、

「修行ですか！？これは修行なのですか！！？」

と心の中で自問しながらラグビーをやっていました（笑）

しかし、その中でも特にしんどいことがありました。

それは、しんどいことを少しでもサボってしまうと、

周りのチームのメンバーに大きく迷惑をかけてしまうことでした。

ラグビーは特にチームの規律が大切になるスポーツです。

誰かが少しでもサボってしまうと、

簡単に敵に隙やチャンスを与えてしまうことになります。

とにかく、チーム全員が持てる力を全力で出し切らないと勝てないんです。

でも、Kosukeはこのようなしんどい環境にいることに幸せを感じていました。

ただそれは、僕がドМで、しんどいことを快感だと思っていたわけではありません・・・

Kosukeは、しんどいからこそ、チームで協力をしなければ勝てないからこそ、

周りのメンバーとお互いを思いあうことができることに

幸せを感じていたのです。

選択の時

しかし、そんなKosukeにラグビー、そして仲間と別れを告げなければならないときが

来てしまいました。

その理由は大学受験です。

高校二年の終わりごろ、Kosukeはとある大学に

どうしても入りたいと思うようになりました。

しかし、Kosukeが通っていた高校はほぼ全員の学生が内部推薦と呼ばれる制度で、

いわゆるエスカレーター形式で系列の大学に進学するような所でした。

当然、その高校では受験に関係した教育はほとんど受けられず、

よく分からないカタカナの名前がついた授業ばかり受けていました（笑）

無論、Kosukeには受験に太刀打ちできる力は何もありませんでした。

普通に考えれば、部活を春に引退して、受験に専念しなければ、

受験に合格することはほぼ不可能という状況にありました。

そこで、Kosukeはある選択肢に迫られます。

部活を引退し受験に専念するか？

部活を続行するか？

結果、Kosukeは「部活を引退し受験に専念する」ことを選びました。

理由はいろいろありましたが、中でも私を突き動かしてくれたことがありました。

それは、監督や先生、周りのメンバーに

「お前の人生だ。後悔するくらいなら受験しろ。」

と背中を押されたことでした。

本当に苦渋の選択でした。

心がボロボロの状態だった自分を救ってくれた部活だったからこそ、

苦しんで決断しました。

でも、この道を選んだからには、

「絶対に合格する。」

そう決意しました。

チームのメンバー、監督、お世話になった人全員、

自分の背中に乗せたつもりで受験に臨む。

それぐらいの覚悟をもって、

Kosukeは部を去りました。

次回、

Kosukeの受験は一体どうなってしまうのか？

乞うご期待！

あれ？アイドルの話は？

と思った方。

安心してください。

次回、ちゃんと出てきます（笑）

by Kosuke